「ゲリラ豪雨」という言葉を目にしたり耳にすることが増えましたね。

この「ゲリラ豪雨」という雨、【夕立】や【スコール】とはどう違うのでしょうか?もしかして同じもの?

いずれにしても、異常気象の影響でしょうか?

突然の雨の降水量は異常レベルですよね。

先日も、電車に乗って家族で出かける際、突然雨が降り出し、傘をさしても豪雨すぎて背中から、ズボン、そして靴の中までビショビショになりました。

バケツの水をひっくり返したような雨でした。

最近、ゲリラ豪雨ばかり(●`ε´●)どうして?

「どうして?なぜだろう?」と思うことは、周りの方も「どうして?」と思うものです。

ゲリラ豪雨もそんなネタですね。

  • 雑学、自由研究ネタの1つゲリラ豪雨いかがですか?

ということで、今回はゲリラ豪雨と夕立の違いや、ゲリラ豪雨の原因、そして対処法などについてご紹介します。

スポンサードリンク

ゲリラ豪雨の由来と原因は?

  • 「ゲリラ豪雨」は実は、気象庁の予報用語ではありません。

気象庁が「ゲリラ豪雨なので注意しましょう」と言ってるところ聞いたことありますか?

そう言えば、聞いたことないねぇ?

つまり、予報用語はないので言わないのです。知らなかったよね。

では、「ゲリラ豪雨」という言葉ができたり浸透したきっかけは何だったのでしょう。

ゲリラ豪雨

ゲリラ豪雨が一般に広まったのは2008年のこと。

この年は、7月から8月にかけて、全国各地で局地的な大雨が降り、増水や浸水などの災害が相次ぎました。

神戸の都賀川の増水で5名が亡くなったのがこの年です。

このため、「これは今までの夕立ちやにわか雨とは違うぞ」という意味で民間の気象会社などが「ゲリラ豪雨」と呼ぶようになりました。

年末の新語・流行語大賞に「ゲリラ豪雨」がノミネート、これをきっかけに一般にも広く浸透しました。

  • では、ゲリラ豪雨とは一体どういう雨なのか。

「ゲリラ」とは、スペイン語で「小戦争」の意味で、「奇襲して敵を混乱させるなど、遊撃戦を行う小部隊。また、その遊撃戦法。(広辞苑より)」のことです。

つまり、ゲリラ豪雨とは、天気図などで予想されていない突然の豪雨のことです。また、大雨が予想されていても、降る雨が想定以上だったというときにもゲリラ豪雨といいます。

ゲリラ豪雨のシステム自体は、夕立と同じです。

ゲリラ豪雨は、上空の大気の状態が不安定で積乱雲がどこで発生してもおかしくない状態のときに起こります。

夏の暑い時期には、強い上昇気流によって短時間で巨大な積乱雲ができます。

しかも積乱雲の発生は局地的です。

そのため、事前にゲリラ豪雨や積乱雲の発生を予想することは困難なのです。

上記の通り、ゲリラ豪雨は正式な予報用語ではないため、明確な基準はありません。

「予測困難な、都市部や都市近郊でおこる、短時間に発生す猛烈な集中豪雨」をゲリラ豪雨ということが多く、気象庁が「記録的短時間大雨情報(数年に1度程度しか発生しない1時間に100ミリの大雨が観測されたときに発表される)」を発表したときに「ゲリラ豪雨」と報道されることが多いです。

スポンサードリンク

ゲリラ豪雨と夕立、スコールの違いは?

  • 夕立とは、夏の夕方に急に曇って激しく降る大粒の雨のことです。

夏の夕方にざっと降る雨のことですね。

ゲリラ豪雨と同様、短時間で発達した積乱雲が雨を降らせます。雷を伴うことも多いです。

夕立は、雨の降り方は激しいですが、時間はとても短く数分程度で終わることが多いです。

雨が降り始めてから慌てて近くのお店に飛び込んだ後、振り返ったら外はもう晴れていたなんてこともありますよね。

花火大会の中止が発表された途端、雨がやんで空が晴れたということもあります。

また、夕立では、ゲリラ豪雨のように増水や浸水、土砂崩れなどの災害は起こりません。

災害が起こる集中豪雨はゲリラ豪雨、そうでない一時的な大雨は夕立と区別してもよいかもしれません。

スコールとは?スコールとは、WHO(世界気象機関)の定義では、「毎秒8m以上の風速増加に伴い、最大風速が11m/秒以上で、1分以上継続する」状態です。

つまり、スコールとは雨ではなく風のこと!

突発的な風の強まりをスコールというのです。

スコールのときには雨や雷を伴うことが多いため、「スコール=ざっと降る雨、突然降り出す雨」というイメージがあったのですが、そっか、スコールって風のことだったんだ。知らなかったφ(..)メモメモ

また、「にわか雨」とは「にわかに降って来てすぐやむ雨。(広辞苑より)」のこと、「通り雨」とは「一しきり降ってすぐに晴れ上がる雨。(広辞苑より)」のことです。

にわか雨も通り雨もゲリラ豪雨のように浸水や土砂崩れなどの被害を出すような雨ではありません。

> 雲は何種類?珍しい雲や雨予想を自由研究の宿題でまとめるぞ

ゲリラ豪雨、どんなときに起こりやすい?予想の仕方は?

ゲリラ豪雨が起こりやすいのは夏です。

これは、地面付近の温度が高いため上昇気流が発生しやすいからです。

また、ゲリラ豪雨は、

  • 真夏前後の季節の変わり目
  • 台風接近時

に起こりやすいので、このようなときには注意が必要です。

ゲリラ豪雨

また、ゲリラ豪雨の多くは、都市近郊や都市部で発生します。

これは、ヒートアイランド現象が原因です。

アスファルトやビルに囲まれた都市部は、地面付近がとても熱く、また高層ビルによって、複雑な気流が発生しやすいです。

これによって、一か所で強い上昇気流が発生、巨大な積乱雲が短時間でできるため、ゲリラ豪雨になってしまうのです。

ゲリラ豪雨を事前に予想することはとても難しく、天気予報で翌日のゲリラ豪雨を知ることはできません。

ただ、自分が住んでいる地域やその付近に前線がさしかかっている、台風が近づいている、高温多湿の日が続いているときにはゲリラ豪雨が発生する可能性があります。

つまり、夏の暑い時期はいつゲリラ豪雨が起きてもおかしくないということですね。

台風のように「来るぞ、来るぞ」といってから降り始める雨ではありませんが、「いつでも起こりうる」と認識しておけば、ゲリラ豪雨に遭っても冷静に対処できそうです。

スポンサードリンク

ゲリラ豪雨の対処法は?

では、ゲリラ豪雨が降ったらどのように対処すればよいのか、事前にどのような備えが必要なのでしょうか。

まず、重要なことは最新の気象情報を入手すること・入手できる環境を整えることです。

スマホの天気アプリは、自分の自宅や勤務先など、自分に必要な気象情報を閲覧できる・最新の情報が通知されるように設定してください。

  1. そら案内

  2. LINE天気

  3. Yahoo!天気

最近は、都道府県など大きなくくり・地域ではなく、町単位で設定できるようになっています。

気象情報だけでなく、利用する公共交通機関や道路の情報も入手できるようにしましょう。

ゲリラ豪雨の前は、空が暗くなります。

突然空が暗くなったら、雨が降る前兆。

建物の中など安全な場所に避難しましょう。

積乱雲では雷も発生するので、雨が降らなくても屋外にいるのは危険です。

「ゴロゴロ」という雷の音が聞こえてきたら、遠くから聞こえてくるように感じても、安全な場所に避難です。

ゲリラ豪雨の最中や降った後は、無理な行動や危険が予想される外出は控えます。

車を運転する、田んぼや川を見に行くなどです。雨がやんだ後に、川が増水したり道路が冠水することもありますよ。

ゲリラ豪雨の季節になったら、避難グッズやもしものための食糧・水を自宅に用意しておきましょう。

停電の可能性もあるので、懐中電灯などの照明グッズもお忘れなく。スマホ用のモバイルバッテリーを常に充電しておくと、停電になってもしばらくはスマホを使用することができます。

> 防災グッズおすすめ100均一覧!防災の日はチェックリストを見よう!

自宅やその周辺にどのような危険があるのか、土砂崩れや浸水・冠水の危険エリアや避難するときの避難経路を確認しておきましょう。

ゲリラ豪雨の対処

お子様がいる方は、お子様にも危険や避難の方法を教えておくこと。

また、学校や習い事の最中に大雨が降り出したときの親子の連絡方法も決めておくとよいです。

避難経路は、散歩や買い物がてら親子で一度歩いてみるとよいですね。

また、自宅の中でも山の斜面に面している部屋や、土砂や水が入ってきやすい部屋など、危険な場所があるかもしれません。

いつでも避難場所に避難できるとは限りませんから、自宅ではどの部屋に避難してどうやってゲリラ豪雨をやり過ごすのかも、考えておきましょう。

まとめ

以上が、ゲリラ豪雨と夕立の違いや、ゲリラ豪雨の原因などについてでした。

ゲリラ豪雨は都市部で起こりやすいですが、都市部だけで起こるわけではありません。

また、ゲリラ豪雨の発生頻度や発生場所は、今後も増加していくと予想されています。

どこに住んでいてもゲリラ豪雨の危険はありますし、ゲリラ豪雨ではない集中豪雨に遭うこともあります。

「うちは雨の被害に遭ったことがないし、川や海も遠いから大丈夫」などと油断してはだめ!

天災に備えておくことが大切です。

スポンサードリンク
The following two tabs change content below.
「面白い雑学-しろねこ夫婦のドヤ顔するためのブログ」は子育てもほぼゴールが見えてきた夫婦が運営しています。 ブログのこだわりは、「とことんブログを楽しむ!」 理由はプロフィールを見てね^^