決算賞与の金額を通帳で確認してガッツポーズしている女性の写真

企業や会社では、通常の賞与(ボーナス)とは別に「決算賞与」が支給されることがあります。

例年はない決算賞与が支給されたけど「ボーナスの時期じゃないのにどうした?」と疑問に思った、もしかしたら早とちりをして「今年のボーナスはこれだけ!」と焦る方もいるかもしれませんね。

ナナナナ

“決算賞与”、聞きなれない言葉ですか?

決算とは1年に1回、会社の帳簿を締め切り、会社の1年間の収入と支出を計算して会社の経営状況を明らかにすること、つまり、会社がどれくらい儲かっているかを明らかにすることです。

決算のあと、「決算賞与」が社員に支給されることがあります。

  • ボーナスとは何が違うの?
  • 時期はいつ?
  • いくらもらえるの?

今回は、ボーナスと決算賞与の違いや、金額相場と時期など、決算賞与に関してお伝えします。

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決算賞与とボーナスは何が違うの?

ボーナスとは?

ボーナスは会社の経営状況がよほど悪化してない限り、決まった時期に毎年支給されます。

夏と冬に「月給・基本給の○ヶ月」と言われるのがボーナスです。

ナナナナ

家や車などボーナスをあてにしてローンを組んでいる方も多いですよね。

なので、ボーナスが少なかったり、「今年はボーナスなし」なんてことになると、顔が真っ青になる、これがボーナスです。

決算賞与と通常の賞与(ボーナス)は全くの別物です。

会社によっては、ボーナスがなくて決算賞与のみというところもあります。

毎年ボーナスを出すほど安定した経営でない会社かもしれません。

また、求人票にボーナスなしと書くと募集が集まらないので、「決算賞与」と書いているケースもあります。

決算賞与とは?

決算賞与とは、会社が「決算で利益がでたから従業員に還元しよう」という賞与のこと、つまり「今年は儲かったから特別にボーナスをあげるよ」ということです。

ナナナナ

なんとも気前のよい会社、日頃はそれほどでもない愛社精神が倍増してしまいそうですね。

ボーナスと違って、儲かったときに支給されることが多いので、毎年決まって支給されるものではありません。

ボーナス年2回に、決算賞与まで出る会社はとても気前の良い会社です。

雑学博士雑学博士

「よっ、太っ腹」といいたいところですが、この決算賞与、100%会社の優しさ・気前のよさからきているわけではありません。

  • 実は決算賞与は節税対策になるのです。
コタロウコタロウ

なんじゃい、節税対策かい。

会社は1円でも社員を安く雇いたいはずだから、気前よく出すはずないと思ってたよ…

利益が出ると、それだけ会社は税金を多くとられてしまいますよね。

「税金でとられるくらいなら、社員に分配した方がまし。社員のモチベーションも上がるしね」ということです。

決算賞与の出す会社のメリット
  1. 節税対策
  2. 社員のモチベーションアップ

 

しろねこ夫婦しろねこ夫婦

ちょっと会社への評価が下がりましたか?

でも、もらえるのなら、節税対策でもなんでも構いませんよね。

1円でも多くいただけるものは、ありがたく頂きましょう。

決算賞与の出す会社のデメリット
  1. 一度決算賞与を支給すると、毎年社員は期待する
    (もらえて当然と勘違いする)
  2. 決算賞与をストップすると、社員は会社の経営状況に不安を持つ
    (離職率がアップする)
  3. 会社の内部留保が減る

 

決算賞与が出るか、出ないかの見極め方

上記で説明した通り、決算賞与とは「利益を分配するもの」です。

なので、当然、ボーナスとは異なり、決算賞与は「年2回○か月分」と決まっているわけではありません。

「今年は儲からなかった」という会社では、残念ながら、決算賞与はなしです。

会社として利益があがったか、今期は苦戦したかは働いているとわかると思います。

部署や人の貢献度で一律ではなく、差を付けて分配するところもあるようです。

株式会社の場合は、決算賞与が出るときは配当金がプラスされることが多いようです。

自社の配当金が○円上乗せというときは、決算賞与が出る可能性ありです。

決算賞与が出る会社は、仕事も良い意味で忙しくなっているはずです。

社内の雰囲気もよくプラスの空気が流れていると思います。

社長の顔も明るいことでしょう。

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決算賞与はいつもらえるの?

決算賞与は、法律で支給時期が決まっています。

  • 決算賞与は決算日から1か月以内に支給しなければいけません。

3月31日決算の会社では、4月30日までに支給されることになります。

日本の会社の決算時期は、3月・6月・12月のいずれかが多いので、決算賞与が出る場合は、大体この時期の前後に支給されるでしょう。

ナナナナ

「最近、うちの会社業績がいいみたい」という方、楽しみに決算時期を待ってくださいね。

当てにしていて、支給されないこともあるので、決算賞与を当てにしての買い物はヤメましょう。

確実に手に入ってからが、堅実ですよ。

雑学博士雑学博士

決算賞与を支給する会社は、決算日の前に対象者に対して必ず通知をしなければいけません。

決算賞与の平均相場はいくら?

決算賞与の金額についてですが、これはまぁ、相場はありません。

会社の利益によって決まるので、会社がたくさん儲かっていれば賞与額も多くなるし、儲かっていても社員が多ければ一人当たりの賞与額は少なくなるでしょう。

ただ、多くの会社ではボーナスよりも決算賞与が多くなるということはないようです。

数万〜10万円程度でしょうか。

なので、「賞与だ!!」とあまり期待しすぎないように。

期待が大きすぎると、せっかくの決算賞与なのに、金額を見てがっかりということになってしまいます。

大体数万円、10万円もらえたらラッキーというくらいに考えておいた方がよいですよ。

また、決算賞与の金額が前回よりも少なくなると、「うちの会社大丈夫かしら」と不安になりますよね。

「儲かっているはずなのに、決算賞与を少なくするなんて」と会社に不信感を抱く方もいるでしょう。

雑学博士雑学博士

会社が設備や社員を増やすなどの投資をすれば、そちらにお金が回ってしまうので、決算賞与は少なくなります。

もちろん、本当に業績が悪化している場合もありますけど・・・。

決算賞与が出るということは、とりあえず会社は利益が上がっているということです。

まとめ

以上が、決算賞与の意味や時期、金額などについてでした。

決算賞与の金額は、会社によって全く異なります。

また、「決算賞与が出た=会社が儲かっている」ということ、つまり会社が安泰だということです。

  • 賞与の金額であれこれいうよりも、まずはそのことを喜びましょう。

世間の相場の金額も気になると思いますが・・・。

そして、身近な周りのメンバーがいくらもらったのか気になるものです。

ただ、お互いのためにも見せ合ったり、金額を言ったりするのはヤメましょう。

人が評価して決まる金額ですから、どうや、こうや、あれこれ言ってもかわりません。

妬みや僻みの元になりますので、知らないほうが幸せということもあります。

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